外国人を見たことがない人たち

最近はアフリカのどこに行っても、外国人の痕跡だらけ。
観光客の興味を惹くような特徴のある村では、お金を求められることもしばしば。
でも先日の撮影では、アンゴラの奥地でリアルに外国人を見たことがない村を見つけました。


都市部の事情に詳しい村長の許可を得て入村しましたが、村人たちは外国人に対して不信感しかなく、決して我々に近づこうとしません。
どうやら「外国人は村人を連れ去ってしまい、二度と村には戻れない」といった噂が広まっていたようです。


数日間村に滞在し、村長が何度も説明をしてくれると村人たちは心を開きはじめ、少しずつ距離が縮まっていくのを感じました。


いったん仲良くなると、村人たちは外国から来た撮影クルーに興味津々。
自分たちの生活ぶりや、独特の髪型や民族衣装の意味を教えてくれ、我々の周りには徐々に人だかりが。


歌って踊って大歓迎してくれ、サボテンの実や卵を差し入れしてくれる人たちもいました。
彼らの生活は決して裕福ではありませんが、温かいおもてなしの気持ちは日本人以上です。


まだこのような村がアフリカに残っていることに安心しました。
底抜けに明くて親切なアフリカの人たちを取材していると、こちらの心まで浄化される気がします。





