白いゾウ~ナミビア・エトーシャ国立公園

白い動物といえばタンザニアのキリンが有名であるが、ナミビアでも白い動物が見られる。ナミビアの動物たちは、色素欠如でも白変種でもない。所々にある白い土壌で水浴びをすることで、体を白く染めるのだ。
多く見られるのが白いゾウ。白い泥を身に纏ったその姿は神々しくもある。ごく少数ながら、白いクロサイも目撃されている。
白い動物たちは、特定の季節にしか見ることができない。また動物達は草を求めて移動するので、撮影には運と時間も必要だ。
これらの動物を発見したのは、ナミビアの写真家アンニャ・デンカー氏。ナミビアの自然をこよなく愛する彼女は、白いゾウの写真で知られることになった。


